今週のレポート

一時的の可能性が高いとはいえガソリンの値段が下がりました。ガソリンの需要が高まり国民全体の消費が高まるかという点については疑問が残ります。ひとつ言える事は、道路事業のストップは地方にとって大きい打撃を与えるのは間違いなさそうです。では今週もレポートを始めさせていただきます。

1.衆院選獲得議席

銘柄 3/25 3/31 4/7 増減
自民党 185.0 180.1 185.0 +4.9
民主党 231.1 230.0 206.0 -24.0
公明党 28.0 25.1 25.1 0
その他 35.0 30.1 28.0 +2.1
479.4 465.3 441.0

民主党の価格が急落していますが、先週までの価格がバブル気味であった気がします。自民党の政策も国民の支持を受けているとは思えませんが、だからといって民主党の行動が支持を集めているかと思えばそうとは言えないようです。今月暫定税率の法律が29日に出されると言う報道が多くなされていますがどうなるでしょうか。注目です。

2.衆院選投票日

銘柄 3/25 3/31 4/7 増減
2008年1月〜2月 0.1 0.1 0.1 0
2008年3月〜4月 0.1 0.1 0.1 0
2008年5月〜6月 0.1 4.9 8.0 +3.9
2008年7月〜8月 7.0 7.0 8.9 -0.1
2008年9月〜10月 19.2 19.2 19.2 0
2008年11月〜12月 19.1 19.1 11.6 -7.5
2009年1月〜2月 14.0 14.0 12.5 -1.5
2009年3月〜4月 12.5 12.5 11.5 -1.0
2009年5月〜6月 15.9 15.9 13.5 -2.4
2009年7月以降 18.5 18.5 13.0 -5.5
106.5 111.3 98.4

5月、6月の価格が高騰しています。この高騰の背景には、ここ1週間の小沢代表の発言を反映しているのかもしれません。
今朝の朝日新聞にもこのような記事がありました。

民主党の小沢代表は6日のテレビ番組で「国民の審判を(7月の北海道洞爺湖)サミット前に仰ぐことが第一の目標。少なくとも今年中には解散・総選挙をやるべきだし、やらざるをえない」と語り、早期の衆院解散を求める考えを強調した。争点として道路特定財源をめぐる与野党対立や年金記録問題を挙げ「いろいろな問題が出てきた時は、国民に信を問う以外ない」と訴えた。

 政界再編については小沢氏は「まず政権交代を実現し、野党政権を作ってからだ。将来にわたって本当の意味での二大政党的なものになっていったらいい」と述べた。

小沢代表のここ1〜2週間におけるテレビ番組への出演は非常に高いものがあります。引き続き、今後の小沢代表の戦略に注目が集まりそうです。

3.次期総理大臣

銘柄 3/25 3/31 4/7 増減
福田康夫 12.4 11.4 10.4 -1.0
麻生太郎 19.0 12.8 14.8 +2.0
谷垣貞一 6.0 4.5 4.5 0
町村信孝 2.0 2.0 1.5 +0.5
小沢一郎 15.7 16.5 18.0 +1.5
他の自民党議員 18.9 18.9 23.0 +4.1
他の非自民党議員 18.0 19.0 19.0 0
92.0 85.1 91.2

小沢代表の価格がジリジリと上昇を続けています。逆にジリジリと福田総理大臣の価格は下落しています。今の戦況を反映しているのかもしれません。それ以外の候補は多少の変動があるものの数週間ではメディアへの露出度は低い。メディアは、福田総理VS小沢代表という構図を鮮明にアピールしています。



4月の最終週は再び国会が荒れることは間違いないでしょう。27日には山口での補選を控え、29日には暫定税率法案の再可決をするのではないかという推測がなされています。また、27日の選挙の結果次第では福田政権が大きな舵取りの転換を求められる可能性があります。最終週へ向けての各党の動きに非常に注目が集まります。