今週のレポート

特定財源の一般化、ガソリン税の問題はどうなるのでしょうか.解散も十分ありえます。

では今週もレポートをはじめさせていただきます。

1.衆院選獲得議席数

銘柄	3/17	3/25	3/31	増減
自民党	203.0	185.0	180.1	-4.9
民主党	225.0	231.1	230.0	-1.1
公明党	24.2	28.0	25.1	-2.9
その他	35.0	35.0	30.1	-4.9
計	487.2	479.4	465.3

自民党が大きく支持を下げています。福田総理大臣の言動が二転三転する様子が市場に先行きの不透明感を与えた格好です。

2.衆院選投票日

銘柄	3/17	3/25	3/31	増減
2008年1月〜2月	0.1	0.1	0.1	0
2008年3月〜4月	0.1	0.1	0.1	0
2008年5月〜6月	0.1	0.1	4.9	+4.8
2008年7月〜8月	7.0	7.0	7.0	0
2008年9月〜10月	20.2	19.2	19.2	0
2008年11月〜12月	21.6	19.1	19.1	0
2009年1月〜2月	13.6	14.0	14.0	0
2009年3月〜4月	12.5	12.5	12.5	0
2009年5月〜6月	15.9	15.9	15.9	0
2009年7月以降	20.0	18.5	18.5	0
計	110.5	106.5	111.3

ほぼ変化ありませんが、2008年5〜6月の株が急上昇しています。現在の国会の混乱具合からいうと十分に早期解散もありうる状況になってきました。

3.次期総理大臣

銘柄	3/17	3/25	3/31	増減
福田康夫	12.4	12.4	11.4	-1.0
麻生太郎	19.8	19.0	12.8	-6.2
谷垣貞一	5.9	6.0	4.5	-1.5
町村信孝	0.1	2.0	2.0	0
小沢一郎	15.7	15.7	16.5	+0.8
他の自民党議員	17.1	18.9	18.9	0
他の非自民党議員	18.9	18.0	19.0	+1.0
計	89.9	92.0	85.1

小沢一郎を除いて株価は下落しています、その小沢代表も若干上昇しているものの現状をみると、党内をまとめきれていない印象があります。

本日3/31の朝日新聞朝刊の世論調査では首相の道路特定財源についての提案について58％が賛成、24％が反対しています。ここで注意しておかなければならないのは、高速道路が未だつくられていない地方では道路特定財源の一般化に反対を表明している知事がいます。なので地域によって意識に開きがあることを考慮する必要がありそうです。知事によっては、「高速道路のを作るためのお金が確保されるのであれば道路特定財源の一般化に賛成」と発言している知事もいるので、地方が足並みをそろえて一般財源化に反対しているわけではないようです。地方としては道路を作るためのお金がほしいというのが本音なのかもしれません。
状況がどのように進展するかについては未だに不透明な状況ですが、場合によっては解散という自体もありうるので今後の動向に目が離せません。